それと同時にとても残念なお知らせでもありますが、
Little Fats & Swingin´ Hot Shot Party結成当初より共に歩んできた当バンドの立役者、
Wash Board担当の横山氏が体調を崩してしまい、
治療及び療養に専念する事となりました。
皆で作り上げてきたこの世界でお互いを必要とし、
「代わりがいない」という喜びを教えてくれたのが音楽でありこのバンドです。
「Little Fats & Swingin´ Hot Shot Party」はあくまで6人揃った時の物であって、
今後誰かが欠けた状態でそのまま名乗り続ける事にとても違和感がありました。
誰かが欠けた状態でこのバンド(名)での活動を成立させてしまうと、
「いなくても変わらない」と言っている気がしてしまい、
どうしても納得ができなかったのです。
それはメンバーチェンジも然り。
決して誰でもいい訳ではありません。
あくまで「この6人」であってこそという思いが強くあります。
しかし少なくともしばらくは残りのメンバーのみでの活動を余儀なくされます。
サウンド面へ与える影響も決して少ないとは言えません。
そこで残された5人での活動に際し
「Little Fats & The Four Fragments」という新たな名前を用意する事にしました。
ですので「Swingin´ Hot Shot Party」は横山氏の復帰までとっておきます。
スポットでたまに復帰する事があるのか、
完全復活まで待つ形になるのかなど、
この先どのようになるのかの見込みはまだ立っておりませんが、
1日でも早い彼の回復を願うと共に、
彼と共に作り上げてきた僕達の居場所を、
そして彼が戻ってくる場所を、
残されたメンバーで残し 守っていこうと思います。
新たな名を冠するとは言っても、
パフォーマンスという意味では我々がやる事は特に大きく変わる事はありませんが、
バンド名はその演目内容(お芝居のタイトルのような)に対して付けられている訳ではなく、
あくまでこのメンバーに対して、
言わばチームに対して付けられている物だと思っているので、
このような対応をとる決断をしました。
思えば「各々がやりたいようにやる」のが最も個人の力が発揮されるだろうという思いから、
ああして欲しいこうして欲しいという僕の希望や要望は最小限にとどめ、
基本放任主義でやってきました。
その結果、希望の形のタイルを嵌め込んでいって出来上がる形ではなく、
お城の石垣のような、それぞれ違った形のピースが集まって上手い事ピッタリ収まったようなイメージとでも言いますか、
そんなバンドになったなと今にして思います。
前者(タイル)では僕の頭の中にあるイメージに近づける作業になりまりますが、
後者(石垣)でなら僕のイメージを越えていく物が出来るはずと信じて疑わず、
いつもワクワクしてきました。
そして結果お互いが上手く補い合い、
これぞ「バンド」というチームとサウンドが出来上がったと思っています。
そんな事を考えていて思いついたのが新しいバンド名です。
Little Fats(小さなデブ)とFour Fragments(4つのカケラ達)がまたお互いを補い合いながら、
僕が常日頃思って言っている、
コロナ騒動以来特に思っていた、
「あの時が最後になってしまった」という、
いつかやってくるその日に悔いの無いよう、
「毎日がラストライブ」という思いで全力で突き進んで参ります。
皆さんも是非悔いの無い日々を。
長いお話となってしまいましたが、
最後まで読んでくださりありがとうございました。
日頃応援してくださっている皆さんには驚かせてしまいましたが、
突然の事で我々も大変驚いており、
今後の対応なども都度行なって参ります為、
ご迷惑やご不便をお掛けする事もあるかと思いますが、
引き続き変わらぬ応援をいただけますと幸いです。
そして何より横山氏の回復を祈っていただけますよう宜しくお願い致します。